縦撮り時のストロボ位置に拘る必要はあるのか検証してみるブログ
縦撮影時のストロボ位置に悩み続けていた…
前回の記事~(*'▽')
一般に、理想の光源(ストロボ)位置は被写体の正面上の方なんて言われております。自然光(お日さま)は上からさんさんと照ってるわけですからね。たぶんそういうこと…たぶん。
しかし、縦位置撮影時には、レンズの真横にストロボが配置されることになります。
レンズ真横からのストロボ発光は問題アリ?ナシ???
実際に試してみることにしました!
ストロボの有無・縦位置横位置・ディフューザーの有無・バウンスに注目し、計8パターンを確かめます。
jpeg撮って出し&三脚不使用なもんで、光の当たり方以外はあてにならない画像となっています…
figma アンジェラ・バルザックちゃんに協力してもらいました!
○ストロボなし○
縦位置
横位置をトリミング
当たり前ではありますが、変化は見られません。
WBのせいか、青白いのが気になります。
○ストロボ直射○
縦位置
横位置をトリミング
縦位置の写真では、左側のツインテールの影が太ももに強く出ています。左右で光の当たり方が違うのも一目瞭然になってしまっていますね…
○ディフューザーあり○
縦位置
横位置をトリミング
縦位置の写真では、全体的に光が当たるようになり、太ももに出る影も柔らかくなりました。横位置の写真では均等に光が当たっています。
○ディフューザー+バウンス○
縦位置
横位置をトリミング
バウンスなしと比べてどちらもあまり変化がない…気がします…
比較まとめ
①縦位置撮影でストロボ直射は良くない感じ
②シャンプーハットみたいなディフューザーでも結構効果があるもんですね…
③バウンス+ディフューザーはバウンスなしと比べてあまり違いが無さそう
③に関して…
バウンスをして同じ光量を被写体に当てようとすると、バウンスなしの場合と比べてストロボ発光量を増やす必要がある
→再チャージ時間・電池消費量の増加
というデメリットがあります。
バウンス撮影の効果とデメリットを天秤にかける必要がありますが、この比較写真を見た限りではバウンスのメリットは薄い気がしました。
結論
ストロボ位置変更なしでも、ディフューザー次第で縦位置撮影時のストロボ問題は解決しそう!!
大きめのディフューザー、試してみる価値がありそうです!
雑記
・P-TTLはマジで仕事しませんねこれ
・P-TTLに任せきっていたら白飛び連発ゾ
・横位置撮影の写真も一発で簡単にトリミングできてしまう現実…
縦位置撮影にこだわるのがあほらしくなってきますよ(科学技術に敗北)
*1:
PENTAX K-3 & smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
f/6.3
1/25s
ISO-1600
53mm
*2:
PENTAX K-3 & smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
f/6.3
1/25s
ISO-1250
36mm
*3:
PENTAX K-3 & smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
f/6.3
1/25s
ISO-500
78mm
ストロボ P-TTL/-2
*4:
PENTAX K-3 & smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
f/6.3
1/25s
ISO-200
36mm
ストロボ P-TTL/-2
*5:
PENTAX K-3 & smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
f/6.3
1/25s
ISO-1600
53mm
*6:
PENTAX K-3 & smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
f/6.3
1/25s
ISO-1250
36mm
ストロボ P-TTL/-2
*7:
PENTAX K-3 & smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
f/6.3
1/25s
ISO-2000
53mm
ストロボ P-TTL/-2
*8:
PENTAX K-3 & smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
f/6.3
1/25s
ISO-2000
36mm
ストロボ P-TTL/-2