ワンフェスの機材考:(LEDリングライト Aputure Amaran HN100/HC100を試す回)
Aputure Amaran HN100を購入!
悩みに悩んだ結果購入してしまいました…
以下にみんなも悩んでそうなことをつらつら書いていきます。
簡易レビュー(外観編)
・ホットシュー
Nikon用の接点が生えています。でもI-TTL非対応のはずなので飾りなのかも…
ISO規格のようなので、一般的なホットシューのあるカメラならメーカー問わずつけられそうです。
・ケーブル
根元がひ弱な感じがします。
丁寧に扱うか、断線対策を講じておいた方が精神的に楽そうです。
・電池蓋
根元がひ弱な感じです。
特に押し込みながら閉めるときに神経を使います。
力を均等にかけながら閉めるよう心掛けていれば平気そうです。
・電源/操作ユニットにリングライトが取り付けられるか
カメラによっては無理そうです(ペンタ部とのクリアランスが少ないため)。
K-3は無理そう。
簡易レビュー(実用編)
・ケラレる?
ズームレンズの広角域は普通にケラレます。
62㎜径のsmc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WRでは、
○18~50㎜強 ケラレる
○70㎜弱~135㎜ 大丈夫
といった感じです。
換算100㎜あたりからケラレの心配がなくなるようです。
「マクロレンズでの使用は大丈夫でした!」というレビューは、90㎜~100㎜あたりのマクロレンズを使用してのレビューなのかな と考えています。
私は
17~50㎜→ストロボ+K-3+Σ17-50/2.8
50㎜~135㎜→リングライト+K-S1+DA18-135WR
ということを考えているので、ケラレる焦点域を避けて運用することができます。
・操作性
○照明のオンオフ
楽です。ダイヤルをクリクリッとするだけ点灯/消灯が可能です。
NeewerのLEDリングライトだとオンオフがボタン長押しだそうなので、頻繁に撮影/移動を繰り返すイベントなどではこの製品のほうが有利かなと感じました。
○フラッシュ機能
ペンタックスでもシャッター同期フラッシュは可能。しかし、シャッターとフラッシュのタイミングがずれているように感じました(未検証)。
そもそもフラッシュ機能を使用する場合、露出適正の状態からLEDの光量が増すため、白飛びした写真になる可能性が大です。
ですから、常時発光モードでの撮影が賢いのではないかと思います。
実写レビュー
今回HN100を買った理由
今回HN100を買った理由は、
・光量を稼ぎ、少しでも速いSSで&低感度で撮影をする ためです。
前回のワンフェスでは、ストロボ不使用のK-S1で高感度撮影によるノイズや、低速SSによる手振れなどに悩まされました。
それの対策として、HN100の導入を決めたのです!
実際どうかな
リングライトあり/なしの写真を交互に並べていきます。
今回はフォーカスどころか露出も怪しい写真です…御容赦ください|д゚)
Exif情報を見比べてみてください!
撮影はTAvモード(ISO値をカメラが勝手に変えてくれるよ)
使用レンズはDA18-135WRです。
横位置撮影
焦点距離は約70㎜
レンズと被写体の距離はおよそ1mです。
リングライトなし
F 6.3 - SS 1/15s - ISO 1600
リングライトあり
F 6.3 - SS 1/15s - ISO 320
ISO1600とISO320…ISO2段階以上の差が出ました!
縦位置
焦点距離は約135㎜
レンズと被写体の距離はおよそ0.5mです。
リングライト無し
F 5.6 - SS 1/40s - ISO 3200
リングライトあり
F 5.6 - SS 1/40s - ISO 640
ISO3200とISO640 三段階近く差が出ました。リングライトありの例は少し明るすぎるので、感度がもう一段くらい低くてもよかったかもしれませんね…
最後に接写
リングライトあり
F 8 - SS 1/100s - ISO 400
リングライト無し
F 8 - SS 1/30s - ISO 10000
これは段違いな差ですね…
実写まとめ
・光量を稼ぎ、少しでも速いSSで&低感度で撮影をする これに関しては大成功!!!
・測光方法を見直さないと露出が合いにくい!
・色味はリングライト無しのほうが好みかも…(´・ω・`)
・背景が黒だから気づきにくいけど、リングライト特有の変な影が出そう…
実戦投入したお話はコチラ
雑記
・この商品、Nikon用もキヤノン用もホットシュー接点のピン以外大差無さそう!
・迷ったら安いほう買っちゃえ!!